次世代型サーバー・TAPPY たくさんのHAPPYにカンパイ!!
先日、栗東市某所にてキリンビールが新たに提供する生ビールサーバーTAPPYの設置に立ち会う。
この設置は当店のワカ案件であるが、多忙なワカに代わって、急遽、私が現地へ向かうことに。
いつものことではあるが、必要最小限の説明を受けて、あまり事態を深く把握しないまま到着。
この道を行けばどうなるものか、迷わず行けよ、行けばわかるさ
担当者の方の名前を聞いていたため、受付にて、その旨を伝える。
玄関にて対面。
設置場所の展望レストランへ移動。
その間にメーカーが既に到着していることを知らされる。
「大体の事は聞きました。でも、サイズが思ったより大きいんですよねー」
と少し困惑気味。
「そうなんですか!」
私も既存の生ビールサーバーよりコンパクトなものをイメージしていたため、意外な反応であった。
ここで少しTAPPYについて補足しておきたい。
従来,生ビールを提供する飲食店さんにはアサヒ、キリン、サントリーと言ったビールメーカーさんから生ビールを抽出するサーバーといったものがレンタルされている。
そのサーバーに樽に入った生ビールを炭酸ガスで吸い上げ、循環させて、キンキンに冷えた泡立ちのよいビールがグラスに注ぎ込まれる。
このサーバー、ものにもよるが、大体、幅25センチ、高さ、奥行き、45センチ程度の大きさ。
注ぐのに自分の腰当たりまでの台の高さも加算されるので、人ひとり分ぐらいのスペースを要する。
次は生樽。
当店を例に挙げると、アサヒの19ℓや10ℓが圧倒的なシェアである。
おそらく世間一般もそう変わりはないはず。
中ジョッキが約500㎖なので、19ℓで約40杯、10ℓで約20杯となる。
生樽が開封後、2日ぐらいが賞味の限度であるために、店側からすれば2日くらいの稼働で40杯くらいの生ビールの注文がないと採算が合わない。
コロナ禍によって、再三に渡る緊急事態宣言やまん防発動のため営業自粛・時間短縮を余儀なくされた飲食店にとって、生ビールの20杯から40杯のリスクは大変、大きいロスになったことは想像に難くない。
そこでキリンが提案している次世代サーバーがこのTAPPY。
次回のブログでは私が立ち会って感じたTAPPYの利点と課題について述べたいと思う。