5か月振りのブログ更新 気がつけば今年も残り3か月と半分
少年老い易く学成り難し
一寸の光陰軽んず可からず
来年50を迎える私ゆえ身に染みる言葉。
恐らくは10代に入ったくらいで初めて耳にする言葉。
当時は
「そんなもんなんかなぁー」
程度のピンとこない言葉。
前回のブログが春恒例の花見ネタ。
お中元関係でバタバタし始めて何となく更新が滞るお決まりのパターン。
あっという間の5か月。
光陰矢の如し。
「人生で大切なものをひとつ選べ」
と問われれば、
今の私なら
「時間」
と答える。
お金は勿論、大切であるが、時間には勝てない。
時は金なり。
家族も勿論、大切であるが、家族には各々の人生がある。
自分自身が保有・管理できるものではない。
家族が大切な人は、家族と過ごす時間は本より、家族を養うためにお金を稼ぐ時間もまた家族への時間と解釈できるかもしれない。
銀座の有名ママさんがYouTubeで
「むちゃくちゃ忙しい上場企業の社長さんがその合間を縫って僅かな時間でもお店に足を運んでくれる。そう感じられた瞬間にそのお客様に魅力を感じてしまう」
と語っていたが、人にとって、自分のために貴重な時間を費やしてくれる事は何物にも代え難い愛情表現と受け取れるのかもしれない。
時は愛なり。
時間は私の中の物差しでもある。
限りあるものだからこそ優先順位がそれで決まる。
興味を惹かれるもの、愛情を捧げる対象、情熱を傾けるべき目標、それらに優先的に、より多くの時間を注ぐ。
費やした時間の量が今の私にとっての最優先事項だ。
その時間が決して報われるとは限らない。
むしろ、ほとんど報われない。
しかし、積み重ねた時間は必ず私の力となる。
時は力なり。
つらつらと屁理屈を並べたが、要は
「時間を大切にしている人が自分の人生を大切にしている人」
と言いたかった。
人生の折り返し地点を過ぎた者の実感である。