ほろ苦いデビュー 昨年12月19日三井アウトレットパーク・滋賀竜王にて 新作『勝馬』出張販売
新年あけましておめでとうございます<m(__)m>
今年も何卒宜しくお願い申し上げます<m(__)m>
オッス!
と終わりたいとこだが、
そうはいくまい。
例年通り、年末年始は公私共に多忙を極め、ブログのブの字も出てこないまま空白の期間が過ぎ去る。
ネタとしては1カ月遅れの昨年になるが、12月19日・日曜日にワカと共に三井アウトレットパーク・滋賀竜王の中央イベントブースにて、当店オリジナルの『栗東ワイン』と装いも新たになった清酒『勝馬』の出張販売を行った。
出店レイアウト
栗東市観光協会さんや魔法のマドラーでお馴染みのヴァンテックさん(詳しくはコチラ→https://vantech-products.com/)を通していただいたお話で、当店のオリジナル商品の知名度アップに絶好のチャンス到来と鼻息荒く挑んだ。
が、
しかし・・・・
とにかく、
イベント会場に人がこない。
生憎、前日から関西圏に今冬、最初の寒波が襲来し、吹き抜けになるイベント会場は凍えるような寒さ。
暇つぶしに2、3件、アウトレットの店舗を覗いてみたが、なんと暖かいこと。
これでは外に出てこないはず。
集客のために満を持して現れた栗東市マスコットキャラクターのくりちゃん
くりちゃんお願い!!
現状を打開しておくれ~
これはくりちゃんの決めポーズだそう
シャッターチャンス!!
ではあるが、、、
会場の出店レイアウトも皆が中央に向かって囲う形で、アウトレットに訪れたお客さんの導線から見ると背を向けた感じとなる。
「いらしゃいませ~」
と皆で通行客方向に向かって呼びかけるが興味を惹くにまでは至らない。
試飲も今のご時世、昼から飲酒とはいかないため、10人程度に留まった。
日曜のアウトレットモールなら万単位の来場者に違いあるまいと意気込んだが、現実は年末セールのショッピング目当て。
土産物や特産物にまで意識がいかないのが普通の感覚なのかもしれない。
栗東トレセンにある当店をアピールしたが、京都競馬場で出張販売した時とは反応が雲泥の差で、ほぼほぼ無関心な状態であった。
世間は、
特にファミリー層には
競馬は、
特に栗東トレセンは
なかなか刺さっていかなかった。
人がいる場所にいけば売れるはず!!
みたいな認識が甘かった。
マーケティングミス&キャスティングミス
過信や勘違いは
絶対的な経験不足からやってくる。
恐怖や不安も
またしかり。
わかった風ではいけないし、
恐れてばかりいては何もできない。
経験はワカと私のメモリーにストックされた。
そこそこ発注して7本しか売れなかったが、
参加しなかったら得られるものもまた何もなかったはずだ。
「あー残った酒、店でどーやって売ろうかなー」
頭を抱えたワカに対して掛ける言葉が思い浮かぶ。
「ナイス・ファイト!!」
しかし、
あらゆる意味で寒かった。
手がかじかんだ。
そんな悪条件の中、
私は重役出勤の途中退場であったが、
ワカをはじめ、ヴァンテックの井之口社長やスタッフさんらは朝早くの準備から16時の後片付けまで、アウトレットに訪れたお客さんに声を掛け続けた。
本当にお疲れ様でした。
「くりちゃんの誕生日は何月何日でしょう?」
「答えは12月24日です」
「なぜなら、12月24日はくりスマスだから」
などと、
ひとり軽快なアナウンスで気を吐いていた栗東いちじく生産組合の方(いちじくの被り物をしている方)それを羨望の眼差しで見つめるワカ
いつの日かリベンジを。