アサガオ色の夕陽とともに本日のゲスト花花登場!! 小雨も止み
あぁ~♪よかった
前日15日の午前9時。
ワタシは自らが住む自治会の盆踊りの準備に参加していた。
明日は『馬に親しむ日』と並ぶ、
栗東トレセン最大の年間恒例行事・『トレセン夏祭り』があるにもかかわらずだ。
なぜか?
今年のワタシは、
地元の自治会にある中年会の幹事という役どころを仰せ仕り、
この準備を逃げ切れず、
大事な前日に仕事に穴をあけるという事態に。
午後からは、
婦人会の貴婦人たちとともに、
クソ熱いタコ焼き機のまえで、
(コノぉー!クソぉ!タコぉ!)
と、
ひたすら、
冷凍タコ焼きをひっくり返し続けるという作業を朦朧としながらも全うする。
薄れゆく意識の中、
婦人会の方々の逞しく、
かつ、
反転する冷凍タコ焼きと呼応し
風鈴の如く揺れる
二の腕を見つめながら・・・
明日の朝9時から行われる後片付けには流石に参加できないので、
中年会の会長であるS氏にその旨を報告することに。
サブ「すみません。明日の朝からの後片付けには仕事があるんで参加できないんです。皆さんお忙しい中、参加されるのに本当にすみません。ちょっと明日の仕事だけは穴あけられないんで」
S会長 「いいよ!いいよ!ありがとう!ボクも今日呑みすぎやし、明日起きれるかもわかへんし(笑)」
と軽い感じで承諾をいただく。
S会長 「ところで、盆に大事な仕事って?」
サブ 「明日はトレセンの盆踊りなんで」
S会長 「トレセンの盆踊りかいな。誰来るの?」
サブ 「今年は花花です」
S会長 「えーっ!ボク好きなんやわー。観に行こうかなー。何時から? えーやんなー。歌、上手やし、沖縄出身の二人組やんなー?」
(いや!ソレ、Kiroroやし!)
そんなこんなで、
今年の夏祭りのゲストはキロロじゃなくてハナハナ。
わたくしサブ、
JRA事務所・来賓室の飲料納品時に、
花花の向かって右側のこじまいずみさんの会場入りに出くわす。
(イベンターであろうか?)
背の高い男の人に誘導されて、
コチラに向かって歩いてくるこじまさん。
(なんかブログのネタになるようなことせなアカン)
焦る!ワタシ。
お互い歩を進め、大接近。
すれ違う刹那、
ありったけの勇気を振り絞り、、、、、
「おつかれさまです!」
こじまさん 「・・・・・・」
(まだ疲れてないしな。はっきり目はみてはったし。なんか、ちょっと頭を下げてくれてはった気もするしな。ミュージシャンやし。いちいち愛想良くなんかできひんわな。お笑い芸人じゃないんやし。でも、シャンプーハットのこいちゃんじゃない方やトータルテンボスのもじゃもじゃ頭なんか、もっと露骨に無視やったし。こちらが勝手に挨拶しただけやしなー・・・・・・・)
などと、
ウジウジ考えながら倉庫に帰る。
結局はブログのネタにできるようなニュース性のある行動を起こせぬまま、
またとないビッグチャンスを逃してしまうことに。
ビッグチャンスと言えば、
夜店で欠品した商品を倉庫から現場に向かって運んでいる途中に、
花花のふたりが舞台裏からステージに移動している場面に偶然出くわす。
そこでも、
ワタシの真ん前をふたりが横切って行ったのに、
荷物で両手が塞がり、
シャッターチャンスを逃してしまう。
携帯は常にカメラの状態にしてあった・・・
花花とは相性が良いのか、
悪いのか、
わからないままライブが始まる。
HUGっと!プリキュアショーの終わり間際にポツポツと雨が降り出し、心配された花花のライブ。開始直前に小雨も止み、無事グットコンデイションで幕が開いた。持ってるよね!花花!
オープニングの曲は
『さよなら大好きな人』
花花が持つ2大ヒット曲の内のひとつ。
つかみとしては、
どうなん?
みたいな感じはしたが、
キレイな夕焼けと
物悲しげなメロディーは
何となく暑かった夏の終焉を感じさせ、
万博記念公園の野外ライブにでもいるかのような錯覚を覚える。
(盛り過ぎ?)
曲を聴きながら、
生ビールを売る。
合間を見ながら、
写真を撮る。
係の人に注意を受けつつ・・・。
そしてまた、
生ビールを売りに戻る。
トレセンに特化したライブというよりは、自身の馬に関する話題やエピソードは一切なく、私たちの楽曲のテーマは『出会いと別れ』ですからみたいなノリの語り口調で曲を紹介し、淡々と普段着のままのライブ感を貫く花花。その一貫した姿勢は『アッパレ』の一言!! 空気を読みまくっていたサンプラザ中野とは同じミュージシャンでもチト違う
トレセン夏まつりでは、
普段、店や配達では合わない人、
昔、トレセンの社宅に住んではって、
今はトレセン外の遠方に家を建てられた人などと会う
貴重な場でもある。
お話できるまたとない機会だが、
ゆっくり話をできる感じでもないという微妙さ。
久しぶりの再会も
時の経ったことの感慨と
元気で良かったという確認と
それぞれが今を生きてるという実感と
ついでに、
愛しさと
切なさと
心強さと
つまり、
夏まつりとは、
まさに、
あぁ~♪よかったな~♪
あなたがいてぇ~♪
あぁ~よかったな~♪
状態と言えるでしょう。
その代表曲
『あ~よかった』
も終わり、
ライブも終焉近くを迎えた。
2,3人のメンズが「アンコール!アンコール!」とがなり、
何とも言えない空気が漂う 苦笑いの花花
「アンコール」の求めに応じて、
花花が唄った曲がワタシが『思ってた』のと違い、
(おやッ?)
とモヤモヤした気分のまま花花は去っていった。
ワタシが『思ってた』とは、
中途半端な売れ方だったため
曲名は忘れてしまった。
しかし、
唄い出しは、
ハッキリと覚えている。
ムカデの家みたいとぉ~♪
みんなに笑われたぁ~♪
玄関にはフニャラフニャラ、、、、、、はぁっ~そぉ~くぅ~♪
サビも覚えている
抱きしめてぇ~♪
ひぃーとぉ~つぅにぃ~~♪
なれない~からこそォ~~~♪
ふぅーたぁーりぃがぁ~~♪
でぇーあーえたぁー♪
わぁけをぉ~しぃるぅ~~♪
いぃ~ってーらぁ~~~っつしゃいとぉ~~~♪
(ここイチバン気持いいところ♡)
いつものぉ~~~♪
よぉ⤵~~⤵にぃ~~⤵♪
後で調べたら、
曲名は
『ハナムケノハナタバ』
これこれ。
これ聞きたかったなー。
失礼なことをつらつら書きましたが、
ワタシだいぶんとファンですから。
許してくださいね。
追伸:オモロー山下氏
なんとか、
今年の夏祭りのブログも埋めることができました。
あなたのおかげです。
来年は誰がゲストかわかりませんが、
ここへ来て
助けてください。
花花のライブが始まる直前、一瞬の間、綿菓子のような雨雲の合間からアサガオ色の夕焼けが会場を優しく包み込んだ。
表題冒頭の画像と上の画はミセス・サオリさんの提供です。
ありがとう!さおちゃん!