SABUプレゼンツ 「競馬ファンが集うまち 栗東市」へ 「栗東トレセンを含めた大改造計画案大綱」
こんにちは!このたび、地域活性化担当大臣に任命されたSABU(サブ)です。
大臣の職務の時だけSABU表記でお願いします<(_ _)>
さて、前回のブログで紹介させていただいた
「ウマのまち栗東市」
実現への問題点の解決策、並びに具体的な調査・分析・企画・立案をすべてやってしまおうという贅沢すぎる内容の今回のブログ。
栗東市の行政に携わる方々、必見ですよォ~(^o^)
競馬ファンが訪れた際の見学について
競馬ファンがトレセンを訪れて競走馬に近づくことが出来ない理由として、JRAに知人も多い競馬史を研究する某教授が
「競走馬は大変高価で、ケガをさせると大きな損失が生じるし、公平さを重んじるため不正が生じないよう配慮されなければいけない」
と前回のブログで取り上げた新聞でコメントしていたが、今のように一般の方が全く厩舎のある敷地内に入れなくなったキッカケが、ある有名な競走馬の鬣の毛を厩務員さんの知人が見学した際に持って帰ろうと引っ張って、馬が暴れたためという話を昔聞いたことがあります。
教授の言うセキュリティーや公正さを確保するためには、馬とファンの接触を避けなければいけません。
馬とファンの距離感。
この解決策として、SABUはパドック方式を採用します。
通常、競走馬は追切りの後やトレーニング終了後に厩舎の周りにある馬道を散歩します。
競馬用語では、「曳き運動」と言い、クールダウンですね。
パドックをイメージしてもらえば良いと思いますが、厩舎スタッフが馬上にいたり、歩いて手綱を引きながら馬を歩かすのです。
そこを見せる。
どうやって?
それは、トレセンの正門である凱門の横に、トレセンの守衛をする保安隊の本部事務所があります。
2階建てになっていますが、屋根がフラットになっており、そこに屋根付きの観覧席を設けます。
そうすれば、そこからニ・ホ・ハと言った厩舎ブロックの馬の曳き運動が一望できます。
また、位置的にも馬積降場・砂浴場・馬衝器の傍にあり、ゆっくり馬が近づいてくる絵になります。
しかも、池江厩舎・石坂厩舎と言ったスターホースを管理する厩舎もブロック内に配置されていますので、運が良ければ、競馬ファンにとってたまらない出会いがあるはず。
とは言っても、競馬ファンなら未勝利の馬を目撃したとしても、
「あっ!あの黒馬はもしかしてキタサンブラックでは?」
と思い
「いやキタサンブラックに間違いない!」
と自分をだまして(ある本によると、人間の脳と言うのは自分の都合の良いように見たものや記憶をすり替える傾向があると言う。)帰路に着くはず。
家に着いた際には、土産話として
「今日は栗東トレセンに行ってキタサンブラックを見たんやでー。上で手綱を引いてたのは、サングラス掛けてたからハッキリしなかったけど、たぶん、武豊ちがうかなぁ~」
みたいなことになってるはず。
でも、それでいいのだ。
栗東市とJRAさんに
オリンピックを開催するぞ!
ぐらいの意気込みがあるのなら、先ほど紹介した保安隊本部事務所横に平地にすれば家が10件くらい建つ小さな森があります。
その森を切り崩し、「栗東トレセン競馬トリプルミュージアム・」を建築します。
通称「トレトリアム」。
3階建てで、1階の『皐月の間』には、栗東トレセンの歴史を紹介する展示スペースや、それに伴うお土産もの売場。
2階の『ダービーエリア』には、喫茶コーナーやサロン。
ここには現在、トレセンの福利厚生施設・厚生会館に入っている駿友会を持ってきます。
駿友会とは、トレセンで働いていた定年退職者の方々が集うOB会です。
駿友会の談話室をサロンに併設し、長年、競馬の世界に身を置いていた重鎮たちに競馬ファンとの交流を深めてもらいます。
往年の名馬や有名ジョッキーの知られざる暴露話、失礼!秘話に競馬ファンは狂喜乱舞するはず。
また、自分の話に酔いしれる駿友会のみなさまにとっても、新しい出会いや若いファンの方々との触れ合いはボケ防止、失礼!若々しさを保つ日常の楽しみとなり、かつ、競馬界の発展に貢献できるのですから一石二鳥。
そして、3階の『菊花の間』には、先ほどの保安隊本部事務所の屋根部分に持ってくる予定であった観覧展望台を設けます。
ここから前述のように競走馬の「曳き運動」や馬積降場・砂浴場・馬衝器に入ってくる競走馬を見学してもらいます。
セキュリティー的にも保安隊本部の真横にあり、申し分なし。
警察官顔負けの制服に身を包んだ隊員を目にすれば、不審な行動を許さない抑止力になること間違いなし。
最後に「トレトリアム」の入り口に、ディープインパクトの等身大銅像を建立します。
ここで、競馬ファンは記念撮影をし栗東トレセンに来場したことを実感します。
栗東トレーニングセンター敷地内入り口には、石垣の上にシンザン像がそびえ立っていますが、並んでの記念撮影は不可能ですし、何より今の世代の競馬ファンからすると、
「シンザンっていったい、いつの時代の馬?」
みたいな感覚にあると思われます。
ディープインパクトなら、まだ記憶に新しく、今世紀に入ってからの最大のスーパーホースであることに誰も依存はないのではないかと考えます。
そこで次に肖像権などの権利関係や制約と言った問題が絡む栗東トレセンオリジナルのお土産ものについて鋭く切り込みます。
競馬ファンが栗東トレセンを訪れた際のお土産物について
まず、一番手っ取り早いのは、各競馬場にあるJRAのPRセンターが販売しているグッズのショップを1階に置きます。
しかし、その場合、栗東の物産としての価値はありません。
そこでSABUが考えうる限りの提案をしてみたい。
まず、前回の新聞でも紹介されていたカフェ・「アプリ」さんの開発した「馬勝ったバウム」。
トレセンから最寄りの安養寺という地域にある洋菓子屋・「グリム」さんの「蹄鉄サブレ」。トレセン在住の画家であるnashiraさんの「picture of horse」。
そして殿(しんがり)は、豪華絢爛な金色の衣装に身を包んだ我、安井商店オリジナル清酒「勝馬」など、「馬に因んだ栗東の物産」をテーマに土産ものを開拓します。
既存のもの。
新規のもの。
栗東市の厳しい審査を経て、JRAさんの販売許可をいただきます。
これが1点。
他に馬の権利が難しいなら、厩舎やジョッキーのグッズの販売はどうなのか?
ボクぐらいの大臣クラスになると有難いことに、厩舎関係者やジョッキーの方々に何百勝達成記念、重賞記念と言ったジャンパーやキャップ、カレンダーなどをいただきます。
それらをオリジナルグッズとして商品化することなら可能ではないか?
と考えます。
近年開業する厩舎では、厩舎カラーなるものがあり、スタッフジャンパーなど、一目見て○○厩舎の人間であることが識別できるようになっています。
それらを改良・商品化して販売するのです。
パドックに横断幕を掲げている厩舎ファンの方などに需要があり、厩舎側には、世間への認知度のアップや売り上げを運営費用に回すというメリットが発生します。
ポスターなど無料提供していただけるものがあるならば、競馬ファンはさらに喜ぶことでしょう。
さらに、栗東トレセン内にある馬具屋さんと厩舎・ジョッキーがスクラムを組んで、例えば「武豊モデル・ステッキ」とか「デムーロモデル・ゴーグル」と言った具合の商品を置き、直筆のサインネームを入れておくなどトレセンでしかできない試みの商品をショップに陳列します。
また、トレセン内には馬を輸送する「馬運車」という大型トラックが始終行き来しています。10社前後あると思いますが、これらの「馬運車」のトミカを栗東トレセン限定でお子様の土産ものとして販売します。
当然のことながら、これらは栗東トレセンのショップでしか手に入らない仕掛けとします。
お土産ものは地域特有のもの、持ち帰って思い出になるもの、喜ばれるものでなければ意味がありません。
権利関係に触れないで競馬ファンに喜んでもらえるヒット商品を出すのなら以上のような提案になります。
イメージキャラクターについて
「馬のイメージキャラクターをつくってはどうか」
と馬事業企画室内の会議でも意見が出たのだが現状は保留状態とか。
その理由が栗東市がすでにクリの形をした「くりちゃん」をマスコットとして押し出しているためとのこと。
栗拾いをする場所があるわけでもなく、栗東の栗が「クリ」と読めるだけで「くりちゃん」なのでしょうが、あまり浸透してないので思い切ってここは「くりちゃん」を廃止。
「マロンカード」なる商業施設のポイントカードもありますが、加盟店が今や15店舗前後と聞くので、これも廃止。
新たに馬のマスコット「トレッキー」を登場させて、ポイントカード「万馬券」を発行します。
滋賀と大阪・兵庫を主線場とする位置関係から、「トレッキー」は阪神タイガースのマスッコトキャラクターである「トラッキー」と又従兄弟であるという設定に。
もちろん、JRAのマスコットキャラクターである「ターフィー」とは従兄弟関係になります。
阪神競馬場には開催のたびに来場し、栗東市の知名度アップに奔走します。また甲子園球場には、たびたび阪神タイガースの応援に訪れ、又従兄弟であるというコネを利用してトラッキーと共に踊り、バク転し栗東市の観光大使としての役割を果たしてもらいます。
トレッキーに休みはありません。
ポイントカード「万馬券」については、とにかく景気が良さそうなネーミングであるという点だけで、まだ具体的なプランは浮かんでません。
ただ、競馬に因んだネーミングだけにアイデアは無限に広がるでしょう。
「くりちゃん」、「マロンカード」のネーミング廃止に絡んで、市が運営してるバスとして「くりちゃんバス」があります。
こちらも、同じように改名します。
その名は「新・くりちゃんバス」。
ではなく、「トレっ子バス」。
この名前なら観光客が「トロッコ列車」と間違えて、うっかり乗ってしまうこという現象が期待できます。
どうしても「栗」が名残惜しいなら、「栗毛のトレっ子バス」でも良いでしょう。
疾走する馬のペイントをそのボディに施し、クラクション音は
「ヒィィィ~~~ン!」
と馬の遠吠え。
スピード感があり、気分はさながら暴れん坊将軍。
乗客数アップも間違いなしです。
以上思いつくままに好き勝手に述べて参りましたが、炎上するほどの影響力もないので問題なし。
SABUとしてではなく、サブ個人としましては、今のままの栗東市やトレセンのあるべき姿にそれほど不満があるわけではありません。
トレセンの調教コースの背景を彩る金勝山。
その金勝山でのハイキング中、突然姿を現わす「狛坂磨崖仏」のごとく、
『こんなところにぃ~こんなものが~』
みたいな知る人ぞ知る栗東トレセンの在り方。
代表的な建造物や名産品は何もない代わりに、災害はなく大きな事件や犯罪もないまち栗東。そんな静かで平和な憲法9条を絵に描いたようなところが最大のセールスポイントである栗東トレセンや栗東市が様変わりするとなると、この牧歌的な空気感が資本主義によって破壊されていくことを意味し、自然と発展の間でサブとSABUが二律背反し揺れ動くのです。
しかし、現代の時の流れに身をまかせ、生き残って行くためには今のままではいけません。
得るものがあれば失うものもある・・・
一矢を報いなければ・・・
安井商店がホームページを立ち上げて、はや1年。
今年9月19日「馬に親しむ日」のページビューが断トツ1位です。
雨天決行か?
それとも室内開催か?
情報がなかったため、店のホームページへのアクセス数が飛躍的に伸びました。
つたない参考資料ですが、「需要はあるはず」と考えられます。
「お客様は神様です」 三波春夫