11月13日 京都競馬場 エリザベス女王杯 中内田厩舎 初G-1制覇へむけて パールコード見参!!
こんにんちは!サブです。
まさかのトランプ。
そして、まさかのトリプル。
昨日、「世にも奇妙な物語」の回のブログ→http://yasui-sake.net/994で石坂厩舎の馬をキャッチした目野厩舎のNさんとお会いした際に談笑。
ボク 「Nさん、こないだ放馬した石坂厩舎の馬を捕まえはったみたいですね」と訊ねると
Nさん 「そうなんですよ。調教中の馬を待ってる時間に迷子になってる馬がいて。走ってると言うより、フラフラ何処に行ったらいいんやろ?みたいな感じでいたんで捕まえました。」
ボク 「そうなんですか。聞かはったかどうか、わかんないですけど、あの日牧浦さんとこの馬も捕まえてはったみたいで、エライ目に遭いました・・・」と言いかけたところ・・・
Nさん 「そうなんですよ。あの日牧浦さんとこと、あと池江さんとこの馬合わせて3頭捕まえてるんですよねーウチの厩舎(^o^)」
ボク 「えぇぇぇぇぇぇぇ~!池江さんとこもなんですかぁぁぁぁぁぁ」
実はトリプルキャッチであったというところで、あの話にもちゃんとオチがつきました(^o^)
さて、今週はエリザベス女王杯ということで、安井商店の推し馬は「パールコード」。
安井商店の大将の生家が京都競馬場のある淀の酒屋であるということは、当ホームページでも紹介しておりますが(詳しくはコチラ)→http://yasui-sake.net/shop その生家である淀の安井商店の息子さんが中内田厩舎の厩務員さんなのです。
大将からすると、甥っ子さん。
ワカからすると、従兄弟さん。
通称・よっちん。
そのよっちん(敬称略)にアポを取り撮影させていただきました。
中内田先生や担当厩務員さん(通称マルさん)は不在でしたが、先生は
「おおいに取り上げてください」
と言われていたとのこと。
本当に有難く感謝です。
撮影するのに、よっちんが馬を廻してきてくれる様。
ゆっくり悠々と落ち着いた感じでこちらに寄ってきます。
よっちんが一緒とあって、ワカもリラックスした表情。
パールは本当に落ち着いていて、どっしりしてました。
何となく女の子という気がしません。
よっちんが調教ゼッケンを用意してくれての撮影。
でも、こういう仕草は、やっぱり女の子っぽい感じですね。
半休のため不在であったパールコードの担当厩務員・マルさん。
実はこのマルさん、安井商店とは数奇な縁にあります。
マルさんは、長年、鹿戸明厩舎に所属。
鹿戸明厩舎解散に伴い中内田厩舎開業スタッフとなり、現在に至ります。
その鹿戸明厩舎に、よっちんのお父さんである淀の安井商店の店主・栄蔵さん(通称・エイちゃん)が、馬主として「スマイルランナー」という馬を預けていました。
その「スマイルランナー」の担当厩務員さんだったのが、ナントこのマルさんなのです。
マルさんの息子さんはワカと同級生であり、最近お子さんが誕生されたとのこと。
マルさんから見るとお孫さんですね。
『担当の厩務員さんの身内が身重であったり、出産前後だったりすると馬が良く走る』
と言った話はよく聞きますが、このジンクスをなぞるなら、何だか期待してしまいます。
また、マルさんは、来年の2月に定年を迎えます。
自身の競馬人生の集大成として、エリザベス女王杯という大舞台はホースマン冥利に尽きるのではないでしょうか。
中内田厩舎。
11月11日現在で今年のリィーディングランキング16位。
関西だけで見ればトップ10に名を連ねます。
まだ開業3年目。
今、もっとも勢いがある新興厩舎であることに誰も異論はありません。
馬房前の通路である「ハナマエ」は、無駄なものは一切なく整理整頓されており、埃ひとつない神聖な空気を感じました。
厩舎初G-1制覇。
花道。
さまざまな期待を背負って「パールコード」は当日走ります。
淀も栗東も、安井商店に関わるすべての人がその瞬間を祈るような気持ちで見守ることでしょう。