栗東 ウマれ変わる? 活性化 ウマくいく?
コンニチハっ!
本日は11月4日金曜日 記念すべき第1回目の放送である 「手原ステーション」司会のサブ・ヤスイです。
今日はこのブログに似つかわしくない報道ステーションチックなネタを取り上げ、そのニュースにサブが鋭すぎるメスを入れていこう!そう考えております。
先日ある調教師夫人が店に訪れられた際に、
「お兄さん(ボク)!こないだ京都新聞の夕刊でこんな記事が出てたよ。地元商店さんとか書いてあるし、安井さんのことかなーと思って」
と10月15日付けの新聞を置いて帰られました。
記事を要約すると、栗東市が市の活性化に全国でも2カ所しかない競走馬のトレーニングセンターを「馬のまち栗東」として活用したい。
だが、そこには様々な問題が絡んでくると言った内容でした。
トレセンで商売してる安井商店としては、大変興味深い内容で、トレセンという強みを活かした集客・商品開発と言う点では、栗東市と全く同じ悩みを抱えています。
その悩みを具体的に挙げると
まずは集客について。
栗東市から見れば、観光客。
栗東トレセンのマーケット駐車場には、他府県ナンバーの車が停まり、車から降りた人が周りをキョロキョロ見ながら、マーケットの従業員に
「あのぉ~この辺に馬(競走馬)を見学できる所ってありませんか?」
と尋ねられている光景をよく目にします。
かく言う私もその質問を最も浴びせられているひとりであることは言うまでもありません。
私の答えは決まっています。
「競走馬を見れるところはありません。JRAさんのホームページで見学案内を見ていただき、応募して当選した方に限って調教見学ツアーなるものがあります。G-1前と言ったビッグレースに絡めたこの企画、年に数回と数も少ない上に当選倍率も結構高いと聞いているので、おススメはできません。あと、この大通りを下って行ってシンザン像から道を挟んだ所に乗馬苑と言った施設があります。運が良ければ、そこでの乗馬は見れるかもしれません。ただし、馬は競走馬ではないのですが・・・」
と言った具合。
実際はこのような冷たい言い方はしませんが、ボクが教えてあげられる精一杯の情報は上記のような内容になります。
トレセンはあくまでも競走馬を調教・管理する施設。観光施設ではない。
今のところ栗東トレセンという場所はそのように存在しています。
ゲートは閉じられているのです。
2点目。
キャラクターグッズの開発。
お土産ものですね。
新聞の記事にも書いてありますが、人気の競走馬の名前や写真が肖像権などの馬主さんとの権利問題や制約で使用できないという大きな難題が立ちはだかります。
競走馬を管理するところだから見学の場合は正規の手続きを踏んで下さい。
よって、お土産もありません。
遠路はるばる栗東まで「馬を見れるかも?」と期待して訪れたお客さんに、上記のような答えしか提示できず、奨められるお土産ものすらない。
この新聞記事は、トレセンマーケットで日々働くボクの視点から見れば、そうした現状とおおよそ同じことが書いてあります。
そもそも安井商店がこのホームページを立ち上げた趣旨が、このような現状の下、栗東トレセンと競馬ファンを繋ぎたいという志であるため、2011年に栗東市がいち早く「馬事業企画室」なるものを立ち上げていたとはビックリでした。
栗東市と安井商店。
同じ課題を抱えた者同士できることとは・・・
視点は変わって、JRAさんにとって栗東トレセンとは、競走馬を調教・管理する場所以外の何ものでもありません。
では、JRAさんにとっての課題とは何か?馬券の売り上げ、競馬場の観客動員数のアップにつながる仕掛けです。
近年、競馬場には遊具施設の増設や各種お子様が参加できるイベントを催し、ファミリー参加型レジャー施設としてのイメージチェンジを図っている動きがあります。
そのような変革に栗東トレセンを活用してみてはどうか?
そして見えてくるもの・・・
JRA
栗東市
安井商店
この3本の矢が WINWIN(ウインウイン)の関係で手を結べる動機づけとは何か?
それは 「競馬ファンの拡大」
という大義名分の他にありません。
この傘の下に集まれば、馬主さんなどにウマく
「競馬ファン拡大について 栗東トレセン大改造計画案大綱」
なるプレゼンも可能ではないか?
そう思うのです。
これがホントの「WINS」プロジェクト。
なんてネ(^O^)
ならばその競馬ファン拡大に向けての栗東トレセン改造案の具体例を私ことサブが提案してみます。
次回お楽しみに!