宝塚と言えば・・・

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2019

21Jun

宝塚と言えば・・・

自分を見つめなおす鏡　ブスの２５箇条　あなたはいくつ当てはまる？

今週末に行われる上半期のグランプリ・宝塚記念が終われば、栗東トレセンも、今年も折り返し地点を過ぎる。

少々強引な展開になるが、宝塚で連想されるもので私が真っ先に思いつくのが『天海祐希』。ではなくて『ブスの２５箇条』。

宝塚歌劇団の団員なら誰もが目にする場所に貼り出さているという、一枚の紙に箇条書きにされた２５の戒め。

『清く、正しく、美しく』
をモットーとする宝塚歌劇団の幸運を呼び込む逆説的なエッセンスがそこには凝縮されている。

初めて耳にする方のために、その２５箇条を掲載してみる。

笑顔がない

お礼を言わない

おいしいと言わない

目が輝いていない

精気がない

いつも口がへの字の形をしている

自信がない

希望や信念がない

自分がブスであることを知らない

声が小さくイジけている

自分が最も正しいと信じている

グチをこぼす

他人をうらむ

責任転嫁がうまい

いつも周囲が悪いと思っている

他人に嫉妬する

他人につくさない

他人を信じない

謙虚さがなく傲慢である

人のアドバイスや忠告を受け入れない

なんでもないことにキズつく

悲観的に物事を考える

問題意識を持っていない

存在自体が周囲を暗くする

人生においても仕事においても意欲がない

私はこの２５箇条を黙読するたび、しばし無言となる。
そして考え込む。
振り返るに、必ず人間とはどれかになりがち。（もちろん複数可。場合によっては全部）

自分を見つ直すという意味では、たいへん示唆に富んだ強烈な戒律である。

また、私が宝塚を思う時、真っ先に思い出す天海祐希さんは何かの媒体でこんな趣旨の発言をしていた。

「宝塚の世界って、大変な競争社会なんです。みんなが主役を目指しているが、ほとんどの人が主役になれない。選ばれた人だけが主役になれる。選ばれた人間と選ばれなかった人間で力を合わせて最高の舞台を作らなければいけない。落ち込んではいられないんです。実力が足りないのは努力で。運に関しては私はみんなに平等に訪れていると思います。ただ、運が自分にいつ訪れるのかは誰にもわからない。なので、運がいつ自分に来てもいいように最高の準備をして待つ。そう心がけていました。運はみんなに訪れるが運を掴める人はみんなじゃないんです。」

宝塚を退団してから、そんなに時間は経ってない時期のインタビューだったと思いますが、印象深く今でも内容を覚えている。

世の中、ブスばっか！！
なので、清々しい人間になりたい！

『ブスの２５箇条』を反面教師としながら本日も仕事に励むべし！

お中元、皆さまお待ちしております！！

オッス！

萩乃露　双子座のスピカ