11月16日 草津アミカホール・中会議室にて行われた 酒屋小売組合主催の経営活性化支援研修に 私・サブが 安井商店から出席してきました
こんにちは!御用聞きのサブです。
今回は前々回・「ウマのまち 栗東市」のようなネタ。
先ほど行われました草津栗東小売酒販組合主催の経営活性化支援研修に出席したレポートです。
研修のテーマは、ズバリ!「酒販店のマーケティング~お店のファンを獲得するには~」
マーケテイングとは何ぞ?ですが、この研修の講師である先生が用意された資料には
マーケテイングとは
・買いたくなるしくみを作る
・顧客視点
とありました。
ボクは以前、商工会の「経営計画書作成のための講習」を受講したことがあり、その際に聞いた経営コンサルトの方の話と一部内容が被っていたため、少し前半は退屈でした。
特に
「みなさん!『餃子の王将』はなぜ、『餃子の王将』なのか?『中華料理の王将』では、ここまでの発展はなかったのではないでしょうか?『餃子』に特化したことにより、店の特徴を一言で分かりやすくお客様に表わせたからと思われます。」
とドヤ顔で言われた時
(この話どっかで聞いたことあるなぁ~)
と少し眠気が飛びました。
経営コンサルタントや中小企業診断士の方の間で、この話は鉄板です。多分。
その後、具体的な例で、酒屋が顧客を囲い込むアイディアを伝授していただき、講習は終了。
そのプロセスみたいなことを本当は聞きたいのですが、多分、そこからは各々の環境に応じて知恵を絞りなさいということか、これより先は銭が掛かりまっせ!という話になるのか、少しモヤモヤしたまま店に戻ることに・・・
個人の小売り酒屋を経営する者が対象の講習のため、小さな店が量販店の隙間をぬって生き抜くための考え方を説かれたわけです。
では、小さな店の役割って何なのか?
自分なりに考えてみます。
今までのモノの流れは
メーカー ➡ 問屋 ➡ 小売り ➡ お客さん
でした。
今も基本的には、メーカーが開発したモノを提案されたお客さんがジャッジして、売れるモノ、売れなかったモノが発生するしくみだと思います。
言い換えると、現場の現状はもっと悲惨で、
メーカーが開発したモノを問屋が小売りに提案・説明して売る→小売りがお客にモノを売る→売れなかったモノは小売りに残る。
このご時世、返品は利きません。
売れないモノを必死でお客に売る。
極端な話、こうなります。
お客さんが求めていないモノを提案し、無駄にモノが残る。
でも、これからはすべて逆にします。
お客さん ➡ 小売り ➡ 問屋 ➡ メーカー ➡ 問屋 ➡ 小売り ➡ お客さん
あるいは、
お客さん ➡ 小売り ➡ メーカー ➡ 小売り ➡ お客さん
お客さんが望んでる声を救い上げて、メーカーや小売りに渡す。
そして、お客さんの手元に戻すのが、小さな小売店が生き残って行く役割です。
実際、情報が溢れている現代社会で、お客さんの方が商品について良く知っていて、お客さんから教えてもらうことの方が多いです。
自らの勉強不足を開き直るようで少し恥ずかしいですが、実際そうです。
なので、お客さんの要望を丁寧に聞き取って、それを実現させるように動く。
必要なものを必要な分だけお客さんに届ける。
それは地域に密着し、小回りが利く個人商店にしかできません。
量販店に行って、必要なモノを必要なだけ、安い価格で買える人に対しての存在価値はありません。
そうでない人のために動きます。
マケーテイングとは?
お客さんの声を聞くチカラ。それを実現させるチカラ。お客さんに成り代わって動くこと。
村上 龍 (なんちゃって(^_-)-☆)