ワタクシ、サブが2023年初頭に学んだこととは?
前回(まだの方はコチラ→http://yasui-sake.net/4475)からつづく、、、
電話でのやり取りから1時間弱、
自工の営業さんから連絡が入る。
「今、馬の銅像の前を上がって来ましたが、サブさん、どんな感じでしょうか?」
「あっ、すぐそちらに向かいます」
と返答。
JRAトレーニングセンター事務所前でユニック車と遭遇。
(あれかな!)
と思い、
手を挙げるとコチラに気づく。
そのまま駐車場に誘導。
営業なんで勝手につなぎのメカニックと同伴か、つなぎのメカニックがひとりで来るのかなと思いきや、ビシっとした営業スタイルに身を包み、素早くユニック車を道路脇に停車、コチラへ向かって来る。
手短に話を済まし、
「車を積む準備をしますので車内の荷物でいるものを取り出してもらえますか?」
との要請を受け、
(取り出すものはないが、たしかカーステで曲を爆音&リピート設定にしていたな)
と思い出し、
恥ずかしいので物を取りに行くフリをして、エンジンをかけ、素早くボリュームダウン&FM滋賀に設定。
「大丈夫です!」
と鍵を渡す。
「だいぶん白煙出てましたねー」
エンジンをかけていたことがバレる(-_-;)
(後ろ向いて荷台を下げていたから油断していた。ひょっとして爆勝宣言の爆音&リピートもバレていたかもしれない(-_-;))
動揺を悟られぬよう
「16年もたちますから、もうダメかもしれませんね」
と去り際に話かけてみる。
「お母さんの方から、あと2年でご主人が免許の更新をせずに返納する予定なので、ご主人の車がまだ新しいですから、それを息子が乗ったらいいなと思ってて、あと2年耐えてくれれば上手くいくのに、みたいな話を聞いています。なので、高額にならない範囲で修理の道を探してみますので少しお時間いただけますか?」
「そうなんですか!ありがとうございます。よろしくお願いします」
と頭を下げる。
そんなやり取りがあったのか。
実は自工さんの仕事とは関係のない話だが、私自身が今まで自工さんにポジティブな印象を持っていなかった。
これまで個人的に利用したこともない。
改めなければいけないなと思った。
ただただ、営業さんの気持ちが嬉しかった。
「神対応」
そんな言葉がもてはやされて久しいが、私もお客様の声に耳をすませて、心を酌んで、その機微を見逃す事なく、迅速かつ簡潔に仕事ができればなと学んだ本年初頭の出来事であった。