8月28日 場所は帝国ホテル大阪3F エンパイアルームにて (株)飯田 秋のワイン試飲会が行われました
残暑見舞いの北朝鮮から弾道ミサイルが日本上空を通過する約半日前。
わたくしサブは呑気にも店を代表して
「飯田・秋のワイン試飲会」
に行って参りました。
(まさか、そんなことが起きるとはわからんし。)
(どーせ、また失敗する思ってるし。)
場所は大阪天満・帝国ホテル。
競馬明けの月曜は、ジョッキーからの勝祝や騎乗お礼で最もバタバタする曜日。
大将に配達を手伝ってもらうという非常事態を経て、何とか2時前の電車に乗車。
電車に揺られること約1時間半。
環状線の桜ノ宮駅に降り立ち、とりあえずウコンを。
安井商店にも売ってます
見えて参りました。
帝国ホテル大阪。
恒例の本日の行事チェック。
クローク真横にあったため、従業員さんに愛想笑いしてから撮影。
エスカレーターで3階に。
受付付近でもう一度会場を確認。
間違いない!
そしていよいよ会場へ。
オペラ座の怪人を思わせる豪華なジャンデリィア
ちゃ~んちゃららららぁ~ん ちゃららららぁ~ん
経路図順に廻ることにしょう!
まずは馬ジャケ・4連発!!
上の図は、テヌータ・ポッツオパロ・ジラヴォルタ2011。
イタリア中南部の赤ワインでヴィンテージ物。
希少ワイン。
こちらは、シャトーサンクリット2014。
メルロー100%のボルドー産・赤ワイン。
こちらも同じく、シャトー・サンスクリットでラブ&カベルネ。
こちらは、カベルネ・ソーヴィニヨン100%。
最後にスペイン産のビーニャ・サンタ・マリーナ・エクウス 2013。
こちらは生産者が来日して説明していただきましたが、スペイン語で話してはったので、チンプンカンプンでした。
たぶん、
「食用ブドウで作られたワインです。」
みたいな話でした。
たぶんですよ!
安井商店は栗東トレセンマーケット内にある酒店であるため、馬ラベルのワインには敏感に反応。
イタリア・フランス・スペインと三者三様に美味しかったですが、店に仕入れるとしたらスペインかな?
あと、気になるところでは、南アフリカ産のワイン。
赤1本、白3本飲みましたが、すべてが渋みを帯びない優しく、あっさりした味わいで特徴的でした。
たくさんチビチビ飲んで、ボクの舌では最も違いが出た産地でした。
「渋すぎるワインはちょっと」
と言う方にはおススメのワインです。
このように生産者来日のブースも大盛況!
美人の醸造家自ら来場者が傾けるグラスにワインを注ぐサービスも。
しかし、ボクがこの日一番気になったワインは・・・
上記の画像にある
アルベアル フィノ・ラ・スルタナ。
アルベアル フィノ・セーベー。
共にスペイン産の白ワイン。
入口のスパークリングからぐる~ッと一周して気になるワインを飲んできましたが、いつものごとく酔いもあって味の識別が曖昧になってきます。
しかし、明らかに
「何これ?」
と思ったワインが上記の2本で、ちょうどブースの担当の方が忙しいそうであったため、時間がありそうな時に改めてお話を聞きに行った次第。
「あのぉーこのワインなんですが、ボク会場一通り回ったんですけど、このワインだけ味が違ったんですね。
ボクは焼酎はほとんど飲めなくて、あんましわかんないんですが、焼酎みたいな刺すような感じと日本酒の樽みたいな香りと、、、なんかボクが思うワインの味がしなかったんですけど、このペドロヒメネスゆう品種がこんな感じなんですか?
勉強不足ですみません。」
とブースの担当者に話かけると、
「いえいえ!端的に言うと、品種は関係ありません。これは・・・・・・」
と専門的な話を一通りしてくださいました。
実はこのワイン、シェリー酒と言われるものの製法で造られたものでした。
酒精強化していないシェリー製法で造られたワイン。
言ってみれば、シェリー擬き。
と担当さんは説明してくださいました。
ボクはシェリー酒自体飲んだことも、知識もなかったものですから恥ずかしい限りでした。
勉強しなければ・・・
「シェリー酒自体が割と高価なお酒で同じような味を半額くらいで楽しめるため、シェリー酒が好みの方や、バーテンなどをしている業務店さんなどにおススメしていただくのがよろしいのでは?」
というアドバイスをいただきました。
あと、樽熟成の期間の長短によって、色の濃度が変わるとのこと
向かって左側の方が若干色が濃いのがわかるかな?
右が1年半
左が2年とちょっと
樽の香りをより楽しみたい人は
左のフィノ・セーベーをおススメします。
上の図は、シェリー酒とこのワインの成り立ちや関係性をスラスラとメモ帳に描いて説明して下さった時の地図です。
丁寧で分かり易い説明ありがとうございました。
見習わなければ・・・
ワインを飲みながら、眼下に見える旧淀川(大川)はもうセーヌ川にしか見えません。
(そんなわけない)
一通り会場を周り終え、受付で名札を返却。
ロビーを抜けて、
会場を後にしょうとすると・・・
あらま!少し疲れた様子のドアボーイが・・・
今日は忙しかったんかなー
それとも夏の疲れかなー
夏休みもあと3日余り。
それが過ぎると、
今年もあと4か月。