2月6日 ホテルカンラ京都で行われた エスサーフさん主催の『春のワイン商談試飲会』に行ってきました
こんにちは!
まさかの中一週間の更新。
今年はこのペースを堅持して行こうと意気込むサブです。
さて、本年一発目の試飲会。
エスサーフさんの『春のワイン商談試飲会』が2月の5日(滋賀会場)、6日(京都会場)に分かれて2DAYS催されました。
大将と女将が前日の5日ライズヴェル都賀山に、私サブが京都会場に行くことになる。
大将の方から、
「そう大きい試飲会ではないから、見やすかった」
というアドバイスを受けて、いざ!京都へ。
ホテルカンラ京都前。
一見、ホテルに見えず、通り過ぎそうになりましたが、看板を見つけて確認。
たしかにここである。
前の画像を撮った後、後ろを振り返ると、そこはもう東本願寺。
奥には京都タワーが見える。
五条まで地下鉄に乗りましたが、歩いてこれたなー。
先ほどのホテル看板左脇にある階段を下って行くと入口が。
スーパー銭湯かいな!
渡されたワインリストを元に時計周りに進みましたが、
リストは反時計周りに進む体で作成してあり、少々ナーバスに。
以前のモトックスさんの試飲会のブログでも述べたように、最近の店で売れてるワインの価格帯は千円前後。
良くて全五百円まで。
そのことを念頭に置きながら、次々とワインを呑み干す。
はじめに、ミリオン商事さんご提案のエリティエ・ド・ラ・ノーブルのカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーの飲み比べ。
このように、同じ生産者のブランドで飲み比べると、はっきりと品種の味の違いがわかる。
担当の方の話では、このブランドは特に
「フランスの赤ワインの教科書通りの基本的な味」
ということだったので、ワインのビギナーの方向けにおススメできる品だなとチェックしておく。
同じく、ミリオン商事さんのマノ・ア・マノ。
スペインの赤ワインで品種はテンプラニーリョ。
「テンプラニーリョだけに、天ぷらと一緒に!」
なんて、少し無理がありますが、馬ジャケが気になったので、ご紹介。
続いて、ファームストン社さんのバスリヴァー1835 ピノ・ノワール2016。
毎年、世界各地で開催されるピノ祭り『ピノ・パルーザ』が昨年は東京で催されました。そこで来場者投票№1に輝いたのが、このワイン。
さすがに奥行きのある味わい。
ファームストンさんは、オーストラリアワイン専門の輸入商社さん。
低価格で高品質なオーストラリアワインであるディービー(DB)は、安井商店でも古くから取り扱っている定番商品。
そんなファームストンさんイチ押しの商品がオーストラリアワイン№1ワインブランドであるデ・ボルトリ発のダウン・ザ・レーンシリーズ。
オーストラリアのメルボルンは世界の主要なストリートアートの首都として有名で、落書きは都市の文化的アイデンティティーに根ざされたもの。
特に新しいトレンドに敏感な若者の間でファッションとして取り入れられ、大ブームを巻き起こしています。
その空気をワインのラベルに反映させた商品。
これ以上ないくらい攻めに攻めた前衛的なジャケ。
味もそうですが、オーストラリアの今をそこから感じ取ってもらえるのではないかと思います。
最後に、アグリ社さんの提供するショレ・レ・ボーヌのワイン。
会場にひとり、背は高くないが大柄な外国人の方が紛れていて目を惹く。
その方が何を隠そう、このワインの当主・ジャック・デュボワ氏。
彼のドメーヌの樹の平均樹齢は約50年。
樹齢の古い木はムシの駆除など手間がかかりますが、深く地を這う根は大地の養分をたくさん取り入れたしかっりとした果実をつけてくれるとのこと。
テロワールと自然を尊重した栽培方法に拘り、除草剤の類は一切使用せず、収穫はすべて手摘み。
発酵には、自社ブドウの果皮に付着している天然酵母のみを使用する。
手間暇かけた丁寧極まりない作業。
まさに職人さん。
奥様が日本人であり、日本人の好みにも精通していると自信ありげ。
今回の試飲会にも来日中とあり、顔出し。
その彼が手掛けるデュボワ ブルゴーニュ ピノ・ノワールとデュボワ サヴィニーレ・ボーヌ・1er・クロ・デ・ゲットは変なテクニックを駆使しない王道を行く味わいに仕上がっている。
「流行りのワインは造る必要がない」
「ワインになりたいブドウの手伝いをしてるだけ」
「ワインと言えば、フランス。だが、女性はやっぱり日本がイチバン!」
そう豪語する彼のワインをぜひ仕入れたいと思う。
ちなみに三番目のセリフは私の勝手な想像です。
以上、今回はこんなところで。
滋賀会場に行かれた大将や女将に私の感想を述べ、仕入れる商品を吟味してもらいます。
仕入れに反映された商品は、後日、お知らせで紹介しますので、また、ホームページの閲覧よろしくお願いいたします<(_ _)> オッス!